和歌山大学戦を終えて

先日行われました、和歌山大学戦の試合結果を報告させていただきます。

大阪教育大学   6  | 0 | 0 |  8  || 14
和歌山大学    7  | 3 | 6 | 13 || 29

これより、大阪教育大学は3部降格となりました。

昨シーズンは新型コロナウィルスの影響により、「一部昇格」への道が絶たれてしまいました。目標を果たすことが出来なかった先輩方の想いを引き継ぎ、私達も「一部昇格」を目標に、新たなDRAGONSが始動しました。圧倒的な強さに打ちのめされた龍谷大学を倒し、その上の一部との入替戦にも勝利するため、オフシーズンはフィジカル及びアサイメント理解の強化に努めました。チームの力を試す春シーズンに入る前、新型コロナウィルスの感染拡大のため、活動自粛を余儀なくされ、思うように活動が出来なくなってしまいました。それでも、秋の入替戦に勝って「一部昇格」をする。その目標を忘れることなく、各自が出来ることを全力で取り組みました。このまま春シーズンを迎えることなく、去年と同じ道を辿ることになると思っていた矢先、一試合だけですが、大阪体育大学と試合を行うことが出来ました。結果は惨敗で、いかにチームの力が足りていなかったか痛感させられる試合でした。このままでは昇格は果たすことが出来ないと、全体でミーティングをするなどしてチームの方向性を確認し、もう一度新たな気持ちで「一部昇格」に向けてひたむきに練習を行って来ました。ようやく秋シーズンを迎えようとしていた頃に、再び新型コロナウィルス感染拡大の影響で、秋シーズン開幕が延期されました。今年も目標への道が絶たれてしまうのか心配でしたが、連盟の方々のご尽力で、秋シーズン及び入替戦の開催が決定しました。「OUT TO WIN」のスローガンのもとに、チーム一丸となって戦いましたが、神戸学院大学、兵庫県立大学に敗れ、3部との入替戦が決定してしまいました。私達4回生はその事を中々受け入れることが出来ず、お互いの気持ちがぶつかり合って涙を流すこともありました。しかし、来年度も絶対に2部の舞台で戦わせたい、そして私達がなし得なかった「一部昇格」を果たして欲しいと思い、あらゆる対策を練って京都産業大学戦に臨みました。そして、チームが臨んでいた勝利をようやく掴むことが出来ました。入替戦の相手が和歌山大学に決まり、4年前と同じ状況になりました。もう二度と同じようなことは繰り返さないよう、考えられるすべてのことを想定して練習を行って来ました。そして入替戦当日。皆の気持ちが一つになり、勝利に向けて今まで以上に力を振り絞って戦いました。しかし、和歌山大学との激しい攻防の末、力及ばす3部降格が決定致しました。

私個人としましては、この4年間は様々な方々に支えられ、人として成長できた時間でした。
どうすれば後輩が成長できるのか、チーム運営が円滑に回るのかたくさん悩みましたが、その瞬間でさえ今はもう懐かしく、貴重な時間だったと感じます。
後輩のみんなに言いたいことは、決して1人で戦っているのではないということです。周りをよく見れば、しんどい時に共に悩んでくれる同期、必死で付いてきてくれる後輩達、忙しい中でもDRAGONSの為に動いてくださるOGOBの方々、そしていつも応援してくださる保護者の皆様がいます。今後、疲れて立ち止まってしまった時には、一度深呼吸をして周りを見渡してみてほしいと思います。そして、また新たな気持ちで、「自分がチームを勝たせる!」と自分のためだけではなく仲間のために戦える、そんな多くの人に応援されるようなチームになってほしいです。
私自身、トレーナーとしても、主務としてもまだまだ至らない点ばかりだったと思いますが、これまでご指導、ご支援いただいた皆様には本当に感謝しております。ありがとうございました。

この試合で4回生は引退となります。これまでチームを支え携わってくださいましたコーチの皆様、保護者会の皆様、OB・OG会の皆様、VENUSの皆様、DRAGONSに関わってくださった全ての皆様、今年度もたくさんのご支援・ご声援を頂き、誠にありがとうございました。皆様の温かいお言葉が、部員一人一人の大きな励みとなりました。

DRAGONSはこれからも続いていきます。来年は、再び2部に戻り、1部への道を切り開いてくれることを願っております。
これから強く逞しく成長していく後輩達を、どうぞ温かく見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。

最後になりましたが、この1年間マネージャーブログを担当させていただきました。拙い文章ではございましたが、最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

文責 4回生主務 谷口舞

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