京都産業大学戦を終えて

 

 先日行われました、京都産業大学戦の試合結果を報告させていただきます。

 

大阪教育大学 7| 0| 0|7||14

京都産業大学 0|10|14|0||24

 

 これより、今シーズンの結果は2部6位となりました。

 

 今年は、新型コロナウイルスの影響で、様々なことが異例となった年でした。「1部昇格」を目標に掲げ、昨年度、圧倒的差を感じたフィジカル強化を徹底したオフシーズン。その後、新型コロナウイルスが流行し、春シーズンは中止、練習も自粛することとなりました。それでも「一部昇格」という希望を捨てずに、オンライントレーニング、オンラインミーティングなど、様々な工夫をし、目標達成に向けて歩んできました。練習できることが当たり前ではないこと、これまでの練習がどれだけ貴重だったかを感じることができました。その後も練習禁止が続き、合宿も中止となりました。7月上旬、今シーズンの入れ替え戦が行われないことが決定しました。「一部昇格」の夢が絶たれてしまったこと、あの時の衝撃、誰にぶつければいいかも分からない悔しさ、悲しさ、絶望感は今でも忘れることができません。それからしばらくは立ち直ることができませんでした。4回生はそれでも前を向かなければならず、チームのためにどうあるべきか、何度も考えました。私たちが出した結論は「ALL OUT」でした。様々な方のお力添えがあり、試合は行えることとなり、2か月間という短いシーズンではありましたが、全力で戦い抜くことができました。

 新型コロナウイルの流行で、試合が多く中止される中、このような機会を与えて下さり、私たち4回生は幸せ者だったと思います。試合を行うことに尽力してくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

 私個人としましては、この4年間、様々な方に支えられ、アメリカンフットボールに関われたことが幸せでした。毎日遅くまでスカウティングをしたり、次の練習の準備をしたり、忙しいあの日々が、私にとってかけがえのないものだったと、引退した今、気付くことができました。DRAGONSの1人のスタッフとしても、アナライジングスタッフとしても、まだまだ至らない点ばかりだったと思いますが、これまでご指導、ご支援いただいた皆様には本当に感謝しております。ありがとうございました。

 

 この試合で4回生は引退となります。これまでチームを支え携わってくださいましたコーチの皆様、保護者会の皆様、OB・OG会の皆様、VENUSの皆様、DRAGONSに関わってくださった全ての皆様、2020年もたくさんのご支援・ご声援を頂き、誠にありがとうございました。皆様の温かいお言葉が、大きな励みとなりました。

 DRAGONSはこれからも続いていきます。私たちが達成できなかった目標を、来年こそは達成してくれることを願っております。これから強く逞しく成長していく後輩達を、どうぞ温かく見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

 最後になりましたが、この1年間マネージャーブログを担当させていただきました。拙い文章ではございましたが、最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

 

 

 

文責 4回生アナライジングスタッフ 細川由梨

 

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